Alyssa's English

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英語の「色=color」が持つ意味はどんなものがあるかな?

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ハロー!お久しぶりです。

今日は英語の「色」が持つ意味を色々と書いていこうと思います。

 

日本語にも、「真っ赤な嘘」、「青白い顔」、「白黒つける」、「腹黒い」、「白(しら)を切る」、「黄色い声援を送る」、「赤の他人」… 

 など、色を使う表現はたくさんありますね!

 

英語ではどんな表現があるのか見ていきましょう! 

Here we go♬

 

 

REDの持つ意味や表現

日本語での 「赤」には、「情熱、血、怒り、やる気」などのイメージがあり、英語も似たような感じのイメージがあります。

 

一つ例文として「RED」の慣用句を使った文章を紹介します。

 

A: Let’s paint the town red at the party!

        パーティで パーっとやろうぜ!

 

B: Yes, let’s!

        そうしよう!

町中を真っ赤に染めるくらい激しくやろう!」みたいな「どんちゃん騒ぎをする」という意味です。面白いですね!

 

他のREDを使った表現

see red      激怒する

see the red light  危険を感じとる

go into the red    赤字に転じる

red-handed            現行犯で

  

GREENの持つ意味や表現

日本ではかつて、緑は青として使われていたこともあり、緑を使った慣用句はそう多くありません。 

英語では、元々「GREEN」は「経験不足の、未熟な」という意見で使われていました。日本の「青二才」に当たる、と思います。

 

それでは一つ、例文をご紹介します。

・「うらやましい」という表現

 

まず、ふつうに「うらやましい」と英語で言う時、

A: I could go to the famous cafe at last !

  やっとあの有名なカフェに行けたんだよ~!

 

B: I envy you!!

  うっらやまし〜!!

と表現できます。

さらに強調して「凄く羨ましい」と言う時に「Green with envy」という表現を使う事ができます。

 

A: I won a lotto!

  宝くじ当たっちゃった!

 

B: I‘m green with envy!

  嫉妬しちゃうわ〜!

 

他のGREENを使った表現

the green-eyed   嫉妬に満ちた目

greenhorn     初心者

green youth          青二

as green as grass まったくの青二

green light            青信号 

green fingers        園芸の才能

green around the gills  顔色が悪い

 

BLUEの持つ意味や表現

日本で青と言うのは、「爽やかな、未成熟、初々しい」などと言うイメージがあり、「青少年、青年、青二才、青臭い」などという言葉がありますね。 

英語のblueには、「希望」「忠実」「優秀」といった正のイメージと、「憂うつ」「わいせつ」「暗い」といった負のイメージがあります。

 

気分の表現でよく使われるのが次の表現です。

A: Hey, what’s up? 

     やぁ、調子はどう?

 

B: I’m feeling blue today. 

    落ち込んじゃってるんだぁ。。

 

 

Blueには、「~と感じている=feeling」と使用して「落ちこむ」という意味で使えます。日本語でも、「マタニティーブルー、マリッジブルー、気分はブルー」など、鬱々としているときに使われますね。 

BLUEの他の表現

out of the blue      だしぬけに
a bolt from the blue   青天の霹靂

the Blue Bird            青い鳥 (幸福の象徴)

blue blood                名門、高貴な血筋

blue film                    ピンク映画

blue jokes                  猥談

blue Monday             憂うつな月曜日

feel blue                    気分が塞いでいる

once in a blue moon   きわめてまれに 

 
YELLOWの持つ意味や表現

日本で「黄色」は「活発・明るい」ようなイメージがありますね。「警戒・注意」などの意味もあります。

しかし英語のYELLOWには、あまり「快活な」という意味は無さそうです。明るい色であるのは確かなのですが‥。 

yellowの表現には「臆病、びくびくしている」などの意味を含むものがあります。

 

He has a yellow steak in him.

彼には臆病なところがある。  

 

他のYELLOWの表現

have a yellow streak  臆病なところがある

yellow journalism       低俗なジャーナリズム

yellow belly      臆病者・腰抜け

 

PINKの持つ意味や表現

日本語でのピンクは可愛らしいイメージがある反面、いかがわしい色としても使われるかと思います。

英語でのPINKは、「活発」「健康的」など元気のある色のイメージがあるようです。

頬が健康的に赤くなっているようなイメージです。

 

ここで、ピンクを使った表現をご紹介します。

A: My friend was tickled pink that her BF proposed her on her birthday.

       私の友達ね、誕生日に彼にプロポーズされたってすっごく喜んでたんだ。 

 

B:   That’s a great news! 

       それはいい知らせだね!

 「tickled pink」=直訳:「くすぐられて顔がピンク(赤らめる)になる」くらい、

「大喜びする」という意味があります。

 

他のPINKの表現

be pinky       快活な

be tickled pink     大喜びする

be in the pink of health 健康そのものだ

the pink of fashion      流行の粋

the pink of perfection    完全の極致

pink color job              女性の進出しやすい(女性が多くいる)業種

pink pound                    ホモセクシュアルのグループ

see pink elephants         幻覚を見る

get the pink slip             首になる

 

WHITEの持つ意味や表現

 白は、日本語でも英語でも「清らかさ」「純潔」のイメージがあります。

混じりけのない水などを表現する時に「white water」と表現するのもこのイメージからきているのでしょう。(日本の「白湯」も「白」が使われていますね。)

 

 また、白には「悪気のない、善意の」などの意味も含まれています。

 

A: I told you a white lie so you would not be disappointed...

      あなたをがっかりさせたくなくて、善意で嘘ついちゃった。 

 

B:I understand.. 

      そうだったんだね。

 

他のWHITEの表現

 a white lie                    善意の嘘、方便の嘘

white paper                    白書

make one's name white 汚名をそそぐ

be in white terror      恐怖で真っ青になる

go as white as a sheet  恐怖で真っ青になる

white water                    澄んだ水

white gas           目に見えないガス

 

PURPLEの持つ意味や表現

日本で「紫」は昔から高貴な色として扱われてきました。英語でも同じようなイメージがあります。

  

A: My sister married into the purple. 

      私のお姉さんは玉の輿に乗ったのよ~。

 

B:    Oh, she is very lucky!

       なんてラッキーなんだ!

  

他のPURPLEの表現

be born to the purple 王侯貴族の家に生まれる

marry into the purple  貴族と結婚する=玉の輿に乗る

purple patch                美辞麗句

go purple with rage    怒りで顔が真っ赤になる

with a purple passion  ひたすら、激しく

 

 BLACKの持つ意味や表現

黒は英語において、不吉をイメージさせる色です。

死、死神、不幸、失望、不名誉、邪悪、穢れ」などが挙げられます。

blackが入っている表現はかなりの確率でネガティブな意味合いかなと思って良いと思います。

 

A:  Did you know that he was working at a black market and arrested ?

  彼が闇市場で働いてて捕まったこと知ってる?

 

B: What? I can't believe it! 

       なんだって!信じられない。

まさに闇(Black)。。。

 

他の黒の表現

black sheep      嫌われ者

black economy 闇経済、隠し所得

Black Maria       囚人護送車

Black lie            悪質な嘘

go black           目の前が真っ暗になる

black night     闇夜

black coffee   ブラックコーヒー

Black Monday:1987年10月19日月曜日に起きたNY株式取引所における株価大暴落を示す言葉。世界恐慌の引き金にもなりました。

Black Fridayアメリカの感謝祭終了後の年末商戦が始まる1月の第4木曜日を指す語。お店によっては一年で最も繁盛する大売り出しの日であり、こちらは会計「黒字」の意。

 

GOLDの持つ意味や表現

最後にきらきら輝く金色についてです^^英語でも日本語でも金色は「輝き・特別」な意味があると思います。

金色GOLDで、私が個人的に好きな表現はこちらです。

 

A: Being honest to yourself is very important. Stay gold.

      じぶんに素直でいることはとても大切だよ。

  いつまでも自分らしく輝いてね。 

 

B:    Oh, that's so sweet. Thanks and I will.

       優しいね。ありがとう、そうするよ。

 

Stayは「そのままの状態でいる、滞在する」などの意味があります。

他にも、「Stay gold!」にはこのような意味があるようです。

 

「いつまでも童心を忘れないで。」

「そのまま頑張り続けて!」

「若いころのように輝いていて」

 

いずれも相手に「キラキラしてほしい、自分を見失わないでほしい」というようなメッセージを伝える事ができます。

 

もう一つ、よく使われる表現があります。

 

A: Hey, how are you today ?

    やぁ、調子はどうだい?

 

B: I'm feeling good as gold!

 もう気分はサイコ―! 

 

他のGoldの表現

That's a gold.    すばらしい、最高!

have a heart of gold  美しい心の持ち主

 

COLORのスペルについて

「色」という意味の英語の「カラー」には、二つのスペルがあるのをご存知ですか?

実は、アメリカ英語とイギリス英語で異なる書き方をします。

 

・color = アメリカ英語

・colour  =    イギリス英語

 

おそらく日本での英語の授業ではアメリカ英語が主なので「Color」で習うかなと思います。

 

TRUE COLORとは?

みなさんは、「true color」って聞いたことありますか?

「true」は「本当の、正しい」などと言う意味があります。

 

A:  I'd love to contribute to save many kids who are suffering from poverty in the world by donating.

寄付をして、世界中の貧困で苦しんでいる子供たちを救済するのに貢献したいな。

B:  Wow, I actually thought that you were stingy but I see your true color now!

まじか!今までケチなやつだと思ってたけど、本来の君を見た気がするよ。

A:  Thanks... what did you say?

    ありがと。…てか なんつった?

 

つまり、

True color =本来の色、本当の姿、という意味で使う事ができます。

How's your ture color like ? あなたの本当の姿はどんなものですか?

・ 

いかがでしたでしょうか。

今回は色についてイメージや慣用句をお伝えしました♪ぜひ使ってみて下さいね☆

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