英検のメリットって何?スコア判定についても説明します☆
Hello!
みなさん、お元気ですか?
今日は、「英検」について色々と情報をまとめたいと思います☆
お子さんがいる保護者の方、就職を控えている方、留学や進学を考えている方、スキルアップを目指している方、教職員の方…などなど多くの人が関心を持っているのではないかと思います。
英検って名前は知ってるけど、何のために受けるのとかよくわからない。。という質問を時々いただくので、今回書いてみることにしました!
Ok, here we go!
「英検」とは?
公益財団法人日本英語検定協会が実施している民間資格「実用英語技能検定」の略。
一般的に、英検と呼ばれています。
50年以上の歴史があり、年間300万人以上に受験されています。
6月、10月、1月の年3回の受講が可能です。
1.英検の各級のレベル
日本英語検定協会のウェブサイトの情報を書かせていただいてます。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/
5級
レベル = 中学初級程度
出題目安= 英語を習い始めた方の最初の目標。家族、趣味、スポーツなど身近なことが話題に。
二次試験の面接はないが、録音形式のスピーキングテストも受験可能。
審査基準= 初歩的な英語を理解する事ができ、またそれを使って表現する事ができる。
4級
レベル = 中学中級程度
出題目安= 出題形式や内容が、より実用的に。身近な話題を題材とした読解問題が加わる。基礎力を上げることがカギ。
二次試験の面接はないが、録音形式のスピーキングテストも受験可能
審査基準= 簡単な英語を理解する事ができ、またそれを使って表現する事ができる。
3級
レベル = 中学卒業程度
出題目安= 筆記試験の題材は、海外の文化など少し視野が広がる。二次試験でスピーキングテストがある。
中学卒業段階の英語力の達成目標:3級
審査基準= 身近な英語を理解し、また使用することができる。
準2級
レベル = 高校中級程度
出題目安= 教育や化学などを題材とした長文の穴埋め問題が加わる。センター試験の問題形式と共通点が多く、入試対策にも最適。
高校卒業段階の英語力の達成目標:準2~2級
審査基準= 日常生活に必要な英語を理解し、また使用する事ができる。
2級
レベル = 高校卒業程度
出題目安=ライティングが加わる。医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題される。
海外留学、国内での入試優遇、単位認定など、コミュニケーション力が高く評価される。ビジネスシーンでも採用試験の履歴書などで英語力をアピールできる。
審査基準= 社会生活に必要な英語を理解し、また使用する事ができる。
準1級
レベル = 大学中級程度
出題目安= エッセイ形式の実践的な英作文の問題が出される。
「実際に使える英語力」の証明として高く評価されている。
審査基準= 社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。
1級
レベル = 大学上級程度
出題目安= 二次試験では二分間のスピーチと、その内容への質問がされる。カギは英語の知識のみでなく、相手に伝える発信力と対応力。「世界で活躍できる人材の英語力を証明」。
審査基準 =広く社会で求められる英語を十分理解し、また使用する事ができる。
2.英検の種類
・英検(従来型)
・英検CBT (コンピュータ上で受講) ※
・英検2020 S-CBT(同上。解答用紙に記入)
・英検Jr.
・英検IBA
※ 英検CBTとは4技能を一日でコンピュータ上で受講できるものです。こちらも合わせて読んでください♪
英検を受けるメリットは?
英検は、どんなメリットがあるのかをチェックし、モチベ―ションを上げていきましょう↑↑
1. 高校入試に有利
中学生のうちに英検3級を取得すると、内申点に1点加算されます。準2級では2点です。
たかが1〜2点ではありません。この1点2点で合否が決まることは少なくありません。
中学生のうちに 3級、準2級を取ることを目標にしてみましょう^ ^
2.「単位認定制度」
現在、1000校を超える高校や大学で実施されている制度で、英検を取得していると英語の単位として認められる、と言うものです。
この制度を実施している学校は調べることができます♪ https://search.eiken.or.jp/qualification/
3.就職に有利
英検2級以上を持っていれば履歴書に書くことが一般的です。企業によっては応募資格に「英検2級以上保持者」などと書かれていることもあるので募集要項も良く見ましょう。
社会人の英語証明力としては2級以上をぜひ目指しましょう☆
4.英検で海外留学
英検の取得を利用して海外留学ができる制度が制定されました。
日本国外の約400の大学やカレッジ、高校では語学力証明として英検を認定しています。オーストラリアの5州では、州立高校全てが認定しています。
「英検取得をすれば海外留学に有利」から、「海外留学を目指すため、英検取得しよう」と意識を変えてみるとモチベーションが上がるかもしれないですね^ ^
5.自分の実力がわかる
英検は「読む、書く、話す、聞く」の四技能を測る事ができます。
英検の結果(スコア)を見て、自分の得意・不得意を確認し、得意をさらに伸ばせるように、苦手を得意にできるようにこれから何が出来るのかがスコアを見るとわかり、今後のスキルアップにもつながります。
英検取得は役立つ一生の資格です。挑戦すればするほど、力になるのは間違いないです。
合否結果をあまり恐れずに、しっかり前準備をして、自分はどれくらい実力がついたかな~という気持ちでリラックスして臨んでみましょう^^
英検CSEスコア判定とは?
「日本の検定」から「世界の検定」へ!
英検は、以前は国内向けの技能試験だったため、国際的な試験ではありませんでしたが、現在のグローバル化社会に伴って「世界の英検」をめざし、4技能をバランスよく採点するために2016年に「英検cseスコア判定」というものを導入し、採点方法が変わりました。
たとえば、英検2級を受講したとします。下記のような結果となりました。
2016年以前までの採点方法では、
(例)
(架空の点数です)
スピーキング 20点
ライティング 0点
リスニング 30点
リーディング 21点
合計71点(合格点は70点)
結果:二級 合格
というような感じの採点方法です。
「あれれー?おかしいぞー。ライティング0点なのに合格しているぞ?」
これでは、4技能を測れていませんよね。
そこで、4技能それぞれに合格スコアを用意し、そのスコアの合計が判定基準に達せば合格、ということにしたのがCSE判定です。
英検バンド
英検の結果表には、英検バンド(GP+2などの表記)というものもあり、これは実際に受験者が取った4技能の合計点数と、CSEスコアを比べてあとどれくらいで合格なのか、合格したけど画鵜各店からどれくらいなのか等、自分の「位置」がわかります。
(例)
GP-1なら合格まであと一歩!
GP+1なら 合格!でも少しギリギリだったからまだ上を目指せる 等‥
参考:英検CSEスコアhttps://www.eiken.or.jp/cse/
オススメの英検参考書
試験の内容は毎回違いますが、過去問は問題の形式を理解したり、似たような問題や頻繁に出る単語などを知ることができるので直前の対策におすすめです。
ちなみに私はこの旺文社のシリーズの過去問をやってきました。
単語力を鍛えたい方は
こちらもおすすめです☆
いかがでしたでしょうか?
今回は英検について色々とまとめさせていただきました。
試験日や料金、予約方法は全て英検のウェブサイトに載っていますので調べてみて下さい♪
今はコロナの影響で試験自体ができていなかったりしますが、次の検定試験に向けてスケジュールを組んで準備を進めましょう!
You can do anything if you believe in yourself!
Thank you for watching!